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デジハリ出身の私が何を学んだか、カリキュラムやメリット、転職などのまとめ

雑記

私が実際にデザイナーとして、就職するきっかけとなったのはデジタルハリウッドの専門スクールを卒業した後となります。

現在、専門学校に行かずとも独学でWEBデザイナーになることも可能かと思いますが、方法の1つとして専門学校に通った私の体験談を、忘備録も兼ねて書いていきます。

この記事は以下の方へおすすめです!

 

  • これから専門学校へ行くのを検討している
  • どんなことを学ぶのか知っておきたい
  • 実際に卒業して就職はどのようにしたのか

 

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デジタルハリウッド専門スクールってどんなところ?

デジタルハリウッドって!日本なのにハリウッド!!と初見の方にはびっくりされます。ええ、ええ。でもれっきとしたクリエイターを排出しているスクールなのです。

クリエイター養成の専門学校

デジタルハリウッド

デジタルハリウッドの専門スクール(学校)
デジタルハリウッド【スクール公式サイト】9万人の卒業生実績。社会人対象に、Web・デザイン・3DCG・CG・映像・グラフィック等のプロを養成。Webデザイナーやクリエイターの転職・就職の専門通学スクール(学校)です。

 

クリエイター養成の専門学校の一つ。

ほかにも東京アニメーション学院とかヒューマンアカデミーやHALなどもあります。
※デジハリは大学もあるのですが、通っていないこともありここでは割愛します。

 

WEBクリエイターと3DCGクリエイターの分野に分かれてる

私は東京校へ通っていましたが、デジタルハリウッド(以降 デジハリ)は特に、大きくWEBクリエイターと3DCGクリエイターのコースに別れているのが特徴です。

 

実際にどんな風にわかれてるの?

 

WEBクリエイター
・WEBデザイナー、グラフィックデザイナー、マーケティングや今ではyoutube動画なんかの作り手さん。
DCGクリエイター
・3Dモデリング、CG、アニメーションなどのゴリゴリのCG屋さんのコースです。
ほぼほぼこんなイメージです。

コース自体はさらに細分化されているので、目的が明確であれば自分の目指すもののコース受講をおすすめします。

 

コース別に学科をチェックしてみる

デジハリに通うきっかけや決め手

デジハリに通う前、私は初めて務めた会社でデザインを学ぼうと決意して退職を決めました。
当時の私のスペックはこんな感じです。

 

  • 文系大学卒業
  • 自分のHPを独学の遊び程度で作っていた(お絵かきサイト)
  • WEBの業界にて3年ほど勤務
  • 業務は社内ディレクションを行なっていた
  • 簡単なバナーやHTML更新も合わせて対応していた

 

デザイナーさんへの憧れ

当時現場では社内ディレクションを行なっていて、デザイナーさんに指示出しする立場でした。

 

日までにデザインのカンプ出しを。。!

というけっこう無茶な依頼にも柔軟に対応し、

案件ごとに
雰囲気のがらっと違う
デザインを作り上げる
デザイナーという職業に
憧れを抱いた
のでした。

 

「できたらかっこいいなあ~!」というミーハー根性です。

知り合いのデザイナーさんがデジハリ出身の方だった

職場で仕事をお願いしていた外注のデザイナーさんが、デジハリ出身者だったから。

それも2人。

現場の一線で活躍しているという明らかな実績を体感し、こんな風になれたらという想いでデジハリへの入学を決めました。

 

学んだことのまとめ

私が専攻した学科は、「本科 デジタルアーティストコミュニケーション学科」というものです。本当にたくさんのことを学びました。

WEBデザイン、動画、プログラミングやカメラetc

学内セミナーなども含めると、ちょっと覚えきれていないのですが、列挙していきます。

  • フォントの基礎(座学、カーニングやフォントデザインなど)
  • photoshopillustlatorの基礎(オンライン学習)
  • Flash、プロセシング(プログラミング)
  • AfterEffect
  • WP設置
  • カメラの講座
  • 色彩学
  • ディレクション、分析系
  • グループワーク

書き出してみるとこんなにあったのか!と驚きを隠せません。

 

幅広く知識を入れておくと可能性が広がる

WEBの表現はグラフィックだけには止まらず、動画写真プログラミングなど手法は様々あります。

深掘りせず、「こんなことができる」という知識をもっておくだけでも、大事なのです。

例えば、WEBを作りたい!と思った時、全部自分でやれれば理想ですが、難しい場合どうしますか?

 

  • 写真が得意な人にお願いしようかな
  • 動画を作れる人にサービスを紹介するムービーを頼もう
  • アプリ化するならプログラミングできる人と組んで開発しよう

 

など、展開が読めます。

 

専門分野を深掘りすることも大事ですが、知っておいて損はないはず。

あなたのクリエイティブの幅をより豊かにしてくれる。。はず!

 

授業についていけるか不安な場合オンライン教材もあり

 

何もかも未経験で授業についていけるか不安だわ・・・

そんな風になっても大丈夫!オンライン学習教材があります!

入学前の準備期間にこのあたりをざーっと勉強しました。

 

  • illustlator基礎講座
  • Photoshop基礎講座
  • Dreamweaver基礎講座

 

また、授業を休まざるを得ない場合や、復習したい場合などに備えて授業は録画を行い、後から動画で見られるシステムがありました。

これで、授業の進みに不安があったり、なんども復習したい人は安心です。

イベントや就活など

就職はできますか?

できます!(断言)

卒業制作発表で企業の方と交流・スカウトも!

卒業制作の発表の恒例の大イベントがあります。

クリエイターズ・オーディション と言います。

デジハリ側が招待してくださった多くの企業さんの前で発表、交流ができる場が設けられます。

ここで名刺交換などを行いながら、「企業さんからお誘いを受ける」こともあります。

私は、実際ここで発表をし、複数社からお声がけをいただいて就職を決めました。

実際に作ったWordPressのサイトのキャプチャ

 

これ以外に、企業さんとやりとりして制作したお話も発表の場でお話しています。

 

 

デジハリから就職していった制作会社の企業は、名だたる企業がいくつもあります。

  • YAHOO!
  • 株式会社LIG
  • チームラボ

もしかしたらこういった企業の方も来ているかも。実際に私がクリエイターズオーディションに参加した際にはいらっしゃってました!

名刺交換できなかったけどね!

 

なお現在、制作会社のLIGさんとデジハリで業務提携したスクールも開講しているんですね。もうちょっと早く知れていればぜひ行きたかった!

キャリアチェンジを支援する・社会人のためのWebクリエイタースクール【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】

デザイナーとしての就職だけではない

そのほか、現場で活躍している同期の子たちはこんな職業についてます

  • WEBデザイナー
  • フォトグラファー
  • WEBディレクター
  • 動画クリエイター
  • プログラマー
  • WEBライター

 

さきほど、実際に学んだことは多岐にわたることをお伝えしましたが、その中で

  • デザインより写真がおもしろい!
  • プログラミングでもっとたくさん仕組みを作りたい!

など、新しい可能性が芽生えた人がたくさんいました。

WEBを学んで入ってみたけど、この分野も面白いかも・・という発見があるかもしれません。

 

クラスでイベントに参加

クラスの中で希望の人同士で集まってデザインフェスタというイベントに参加したのも良い思い出です。

映像を作って流したり、絵の展示、グッズ販売など行いました。

大人数で1つのイベントに参加するって、意思の統一を測ったりするのがかなり大変で、まとめ役の子が途中で変わったりしてそれはそれは大変でした。授業以外のグループワークとなりましたがすごく、勉強になったなあ。

 

企業さんやアーティストさんとの合同イベント

在学中に実際に参加した大きめの規模のイベントはいくつかありました。

特に印象に残っている2つについてご紹介いたします。

 

築地場外市場にてイベント

今は豊洲へと移転しまった築地場外市場ですが、インタラクティブコンテンツを設置して活性化する!というイベントを行いました。

Page not found | デジタルハリウッド株式会社

 

アーティストさんのPVに挑戦

アーティストさんを実際にお招きして、PVを一緒に作り上げていくイベントにも参加しました。

『デジタルコミュニケーションが社会を変える』 Vol.9 「bomi×デジタルハリウッド学生」ミュージックビデオ制作記(2) | CINRA
音楽、アート、映画などの芸術文化をルーツとするメディア「CINRA」。世界をよりよい場所にしたい、人生をよりよく生きたいという、あらゆる表現者のクリエイティブな意思を届けます。

 

専門学校に通うメリット、注意すること

メリット1 業界の一戦で活躍している人が講師

講師の方は、業界の一戦で実際に活躍しているクリエイターさんです。

クリエイターさんから直接学ぶことができます。

基礎的なことから、実践的なことまで学ぶことができるし、なにより質問し放題です。

実際、先生と一緒にお仕事をする機会なんてものもありました。

こういった、コネクションを作れることが魅力です。

 

メリット2 校舎は24時間利用OK

スペックの高いPCを使って制作をいつでもできる環境がありました。時間を気にせず作業ができるというのは本当にありがたかったです。

課題提出の間際なんて楽しく徹夜して作業などもしていました。今でこそ徹夜はいかん!と思っていますが、なんでしょう無性に楽しかった。。

誰かと一緒に作業できる環境ってなかなかないので良いなと今更感じます。

 

メリット3 実施セミナーは在校生は安く受けられる

デジハリにてクリエイティブなセミナーがあった場合、在校生であればお安く受けられます。

photoshop風景講座や、タイポグラフィー講座、カメラのセミナーなど受けました。

一般的なセミナーって行くとけっこうな額取られちゃったりなどあると思いますが、良い意味で学生価格で受けられる良心的なセミナーが多かったです。ありがたやー!

 

メリット4 いろんな人との出会いが貴重!

元社会人、美容師、お坊さん、学生、DJ、などなど・・私が在籍していたクラスには本当にいろんな人がいました。面白かった!笑

すごく!人脈広がる

これはほんとに貴重なこと。

興味の幅も広がる。絶対に交流すべきです。

私は実際にここで得た交流をきっかけに今でも仲良くしている子がいるし、一緒に仕事もしています。

 

一緒に授業を受けて、課題をこなして、
死ぬ気で物を作るという経験を経てすごく仲が深まるというか、戦友みたいな感じです。

 

実務に入ると時間を忘れてしまい、同職業の交流などに行けず悔しい思いをしていますが、今でもデザインに迷うと相談できる貴重な存在です。

 

注意1 お金がかかります

当たり前のことですが、専門スクールで学ぶためにはけっこうなお金がかかります。

あくまでも私の場合ですが、全日 2年生で200万円ほど。。文字だけ見るとどっひゃー!な価格です。

もちろん、コースによって金額は違いますがけっこうなお金と思うか、それ以上に得るものを感じるかはそれぞれです。

その分自己投資したいというのであれば、それも良いでしょう。

 

注意2 受け身すぎると得るものは少ないかも

専門学校は、先生と言われるひとはプロのクリエイターです。クリエイターさんが先生として来てくださっています。

学生時代のように「何もなくても教えてくれる」ことではない です。
(学生のみなさんごめんなさい・・)

 

自分自身も反省すべき点ですが、相手(先生や友人)と交流して、持っている知識をどんどん引き出していきましょう。質問もたくさんしましょう。技術は一方的に聞くよりも、自分から吸収して行くほどよく覚えます。

ただ授業を受けて帰るだけ、となるとかなり勿体無いです!

 

注意3 カリキュラムは最後まで受けましょう

2年制に通った私ですが、1年次で就職することも実は視野に入れていました。

しかしながら2年間学んだ理由として、2年間で完成されるようなカリキュラムの構成だったからです。
1年で終えるのであれば、1年制に行けばよかった。と、今更ですね。

何より、途中で就職してしまうと退学扱いにもなるし、クリエイターズオーディションに出られないというのは大きいです。スクールの力を最大限活用し、必ず終了までやりきることをオススメします。

ちなみに、WEBクリエイターを目標としていたけど途中から3DCG科へ転科する、というパターンの子がいたので、そういう部分は柔軟に対応してくれるかも!です。

 

注意4 新設のコース(学科)を選ぶ際にはとくに確認

デジハリの口コミを見ているとなかなか辛辣なものがあったりして、「本当に大丈夫なのだろうか」と不安な方もけっこういらっしゃることと思います。

デジハリを通った上での、たった一つの不満があるとすれば、通ったコース(学科)が新設であったために、カリュキュラムの詳細が事前にわからなかったことです。

入学して早々、デザインではなくディレクションや分析系の授業がはじまり、とっかかりとしてはハードルが高いように感じました。

そもそも、デザインがやりたくて集まってきた子が多かったのでその違和感は肌で感じるほどでした。。1年次で半分くらい辞めるか転科しちゃったのです。

ただディレクションや分析は、デザインのアイデアを生み出し、伝えるための非常な大事な部分ですので必ずやるべきと考えます。

私のケースの場合、習っていく順番がちょっと悪かったかなーと思います。

そのぶん、柔軟に生徒を意見を取り入れてくれたことも事実です。

 

WEB業界のトレンドに合わせてデジハリ自体も挑戦しており、新設された学科が次々に登場します。
そこに上手く乗っていくか、安定して長く続いている学科を選ぶかは入学前相談をするなり、自己分析をしっかりした上で決断しましょう。

 

疑問

ここまで聞いても、でも・・・と迷う方へ、気になるかなと思う点をまとめてみました。

売り込みたくて記事を書いているわけでもないので、正直に書いていきます。

 

学費分のお値段の元は取れるのか

これはもう、どうでしょうね。としか言いようがありません。

デザイナーとなり会社員となっておそらく学費分の売り上げはもうすでに稼いでいるとは思いますが、デジハリで学んでいた期間より、実際の実務期間の方が事実経験値は貯まりやすいです。

 

これはどのスクールにいってもあまり変わらないと考えます。

 

確かに学費はそれなりにしますが、それなり以上のものを自分で率先して学べばいいという話でもあります。

デジハリしか知らない私ですが、スクール生の意見はかなり柔軟に取り入れてくれました。

「こんなことを学びたい!」というと授業にしっかりと取り入れてくれました。

コースが新設だったのもありますが、多くの意見であればかならず聞き入れてくれるでしょう。

 

うまくスクールの力を活用することで、得るものは必ずあると私は感じます。

 

独学でもよくない。。?

これはもちろんYES」。

その通りです。

 

技術を習得できるのであれば独学で良いです。

現状、photoshopIllustlatorDreamweaver(コーディングスキル)、プログラミング、フレームワークなどの情報はインターネットで検索すればごまんと出てきます。

 

しっかりと期間を決め、計画をたて必要なスキルをコツコツと着実に身につけることが実行できる人であれば専門スクールへ行く必要もあまりないかもしれません。

 

今はTwitterやSlackなどのコミュニティもさかんなので、そういう場所へ参加し学ぶことも、学ぶモチベーションを維持することに繋がるでしょう。
(※実際にSlackコミュニティに今更入ったりしていますが、けっこうオススメです・・笑)

お題が用意されてこなしていくことで、実力がついてくるサービスやオンライン学習も増えて来ましたね!

https://cocoda-design.com/
Progate(プロゲート) | Learn to code, learn to be creative.
Progateはオンラインでプログラミングを学べるサービスです。プログラミングを学んでWEBアプリケーションを作ろう。
Daily UI Design Challenge, Inspiration, and Resources
Daily UI design challenge. Become a better designer in 100 days. Free design resources.

 

当時の私は、その膨大な情報の中から、実務に必要な内容を選択し、習得することが自分では難しいと感じました。

あと、自分に甘いので期間があってもだらけてしまうのは目に見えてました!

 

自分自身をうまくコントロールできるかできないかが、スクールへ行くか迷う人にとっての一番のキモな部分なのかもしれません。

私は「環境を変える」という意味でスクールへ通うことが一番と判断しました。

先述した通り、実際に活躍しているデザイナーさんの出身校というお墨付きがあったからなおさらです。

 

そう言う意味でスクールへ行くという方法もありだと私は今でも考えています。

 

おかげさまで、就職→会社員→フリーランスデザイナーとして、今活躍しております。

 

 

 

まとめ

実際に通ったということもあって、かなり贔屓めな感じになってしまったとは思いますが、この記事を読んで少しでも専門スクールの魅力が伝われば良いなと考えています。

 

  • コースによって学べる領域はさまざま!
  • WEBデザイナーに限らず新しい可能性が見つかるかも
  • 人脈がとにかく広がる
  • 実施されるイベントやセミナーはコネクションを広げる
  • 有名企業もチェックしているかも
  • 環境を変えることで自分をコントロールし、最後までやり切れる

 

今でこそ、作ったものを見て評価してもらおう!というくらいの自信はつきました。

 

スクールに通い始めた当時はすでに社会人として数年仕事をしてきて、制作会社に入れたとしても、自分と同じ年齢であればある程度経験のある人を採用するであろう。デザイナーは狭き門と考えていました。

 

環境を変えて勉強をして、実際に就職、フリーランスへ転身し今言えることは、あまり年齢を深く考えないほうがいいということです。何よりもやはり

 

やる気さえあればできる!

ですよ!



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